そうそう
そうそう。
吾輩とX太の住んでいる市は、あ市(仮称)だ。
X太の所属しているチームリベルタは、
い市(仮称)のチームだったりする。
X太は越境していることにはなるが、
地理的には一駅の距離なので、
まぁ。近い。
ところで、あ市。
実は、平成の大合併時代に、
A市、B市、C市、D市の4市が合併して出来た寄せ集めの市なのだ。
吾輩は旧D市に住んでおるのだが、
X太の通うスクールは旧A市にある。
旧A市は、吾輩が強豪地区と呼んでいるエリアであり、吾輩の故郷でもある。
X 太が前に所属していたチームワッキー(仮称)は、旧B市にあった。
ちなみに、A市、B市、C市、D市は、
サッカー先進国、新興国、発展途上国、後進国の順だったりする。
つまり吾輩の住む旧D市は、後進国なわけだ。
前提知識の紹介はこの辺にして本題に入る。
チームワッキーと、強豪地区(旧A市)で最も強いとされているチームストロング(仮称)が数週間前に対戦した。
その結果が今さらながら気になった。
春口までは、ほぼ互角の印象だった両チームだったが、
チームワッキーは、0対4で破れた。
急速に強豪地区が伸び始めているのかもしれない。
以前から練習回数の差が気にはなっていた。
チームリベルタの練習日は土曜日だけだ。
強豪地区に比べると試合数も少なく、
不安な状態にあることは誰の目からも否定できない。
思えば、ここ数週間土曜日は雨続きだ。
前回のチーム練習は、
いったい、いつだっただろうか。
記憶の彼方へと消えている。
サッカーのプロ選手排出県順と、
県別の日照率は正比例の関係にある。
これは如実に練習量がものを言うことを物語っている。
自主トレを継続しているX太ではあるが、
対人練習が不足していることは
残念ながら明白である。
強豪地区のスクールの他に、
ジュニア向けの個サルを探して、
参加させたりはしている。
ウォーミングアップを除くと、
対人練習は、3、40分てところだ。
強豪地区の練習量に追いつくには程遠い。
強豪地区のチームストロングの急成長ぶりを見ると、
練習量の増加へ向けてドラスティックな変化が必要かもしれない。
サッカーを続けるならば、
このまま指をくわえて離されていくのは
避けなくてはいけない。