吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

悲し過ぎる自画自賛

ハリルの会見が行われて日がたつ。

やっぱりハリルをやめさせるべきじゃなかった的な。。

アホとしか思えない意見を多く耳にする。


それもあってか。

見るつもりはなかったが、

オンデマンド時代。。。


1時間30分を越える会見を迷ったあげくに再生してしまった。


感想はない。

試合に負けずと劣らず、

強烈につまらない。


だが最後までみて真実を推し測ることができた。


社交辞令。。。

辞書で調べると本心で言う場合も含まれるようだが。。

日本には本心からではなく、

事を荒立てないために思ってないことを言う習慣がある。


ハリルは選手やスタッフからの

15の感謝状を強調していたが、何通かは水増し、何通かは社交辞令、本物は2、3通と言う計算になる。

現実と真実の間には差がある。

ハリルは気がついてはいない。


この話には先がある。


在任中なら

現実と真実の差はさらに広がる。

監督と選手の関係なら、

選手は社交辞令の枠を越えて

『自分を選んで欲しい。』と言う願望が強く前にでる。


監督好みの振る舞いを必死にとってしまうことになる。


監督なら知っていなければならないことだ。

それは当たり前として、

これを計算に入れてコミュニケーションをとるべきである。

3億ももらっている人間のスキルとしては当然と言える。

まさかと思うが知らなかったなら報酬を全額返納すべきである。


ところが、会見を見ると、

哀れなほどにハリルは気づいていない。

それどころか。

『教えて欲しい!』を連呼する。



サッカーの考え方が選手とズレているからこそ、コミュニケーションが問題視されているのに、私の仕事は完璧だったと自画自賛する。



ハリルのコミュニケーションは発信だけ。

相手の本心を聞き出す能力がなかった。

それをハリルは公然と自白していた。

『教えて欲しい!』

が全てを物語る。


完璧主義者と自画自賛するタイプに多い。

自分の考えが完璧なので、

他人の意見を聞く必要がない。

相手に自分の意見を言う隙を与えない。

だから溝に気づけていない。


相手が一つのこと言うと、

十倍にして言い返す。

自分の意見が正しい事を、

感情を高ぶらせて説明しつくす。


反論しようものなら抹殺される。

大多数の選手は、引き下がらざるを得ない。

小さな頃からワールドカップを夢見てボールを蹴ってきた選手ばかりだ。

下手に監督を怒らせて、

夢を不意にしたくはない。


皆、愛想笑いで、

流石ですっ、ハリル監督!

となる。。。。


その言葉を真に受けてきた3年間だったのだと思う。

不満を持っている選手なんていない。

もしかしたら本気で最後までそう信じていたのかもしれない。


あまりにも悲しすぎる自画自賛だった。

改めて解任は正しかった。

そう確信できた。

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