吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

進撃のレジェンド

吾輩の中でのレジェンドといえば。 これだな。


バッジョ 
ロナウド 
フィーゴ 
ロナウジーニョ 
メッシ 


やはり、突破力に魅せられる。 こりゃすぎゃーもんだ。


華麗なパス回しも芸術だけど、
彼らの突破劇は、それを遥かに超える絶頂感があるなぁ。 


やはり、彼らはセオリーを無視している。



[敵のいないところへドリブルしろっ!]


レジェンド達は、くだらん声には耳を貸さない。
あえて敵群へ全速前進して活路を開く。
脅威の世界だ。


これもやはり、疑似高速ドリブルと同じで
細かいタッチの全速力が生命線になる。


まずは、全速前進しながら敵の動きを感じる。
敵の左から右の動きを感じたら右から左へ。
右から左の動きを感じたら左から右へかわす。
敵が完全静止している場合には、フェイントを使う。


敵の動きを感じても、
ボールが足下に無くては左右移動することはできない。


ディフェンスはチャレンジ&カバーが徹底されていて、
大きくかわし過ぎるとカバーリングの餌食になる。


ノロノロやっていれば、かわした敵がついてくる。


と、なるとやはり高速の細かいタッチが重要だ。
これらが、上手くかみ合うとスルスルっといくことがある。


しかし、名前が売れてくると、カバーリングの距離が短くなる。
一人目をかわした瞬間に二人目のプレスを受ける。
これをかわすのは至難の業だ。


予め二人目の奥のディフェンダーを対象に
フェイントをかける必要が出てくる。





[上体を起こして、ヘッドアップしろっ! ]


レジェンド達は、くだらん話には耳を貸さない。
体の仕組みを知らん人間の戯言と切り捨てる。


視野の範囲を知っているだろうか。
下方は70度まで視野に入り、上方は60度まで視野に入る。


身長が170センチだと眼球の位置は地上160センチぐらいになる。
垂直に上体を起こして、水平に視線を向けたとする。
真下から60センチ先までは、視野から外れることになる。
160×tan(90°-70°) = 約60センチ 


つまり、あし元にあるボールはまったく見えない。
しかし、細かいタッチをするには常にあし元にボールがなければならない。
上体をおこしたヘッドアップでは、
細かいタッチを諦めるか。ボールを見るのを諦めるか。
どちらかの選択に迫られることになる。


レジェンド達は、
この馬鹿げた2択を拒否して、セオリーを捨てたがゆえに伝説を築いた。


レジェンド達が突破モードに入ると、
例外なく頭か上体を20°以上前に倒し、視線を20°以上も下へ向ける。
仮に、20°前傾した場合でも人間は上に60°視野があるので、
前方水平方向も視野に入る。


しかも、人間は視線の焦点からズレても視野に入っていさえすれば、
動くものを優先的に認識できるようになっている。


ボール、敵味方の動きを全て捉えることができる、
最も合理的な角度を彼らは知っていたのだろう。

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