吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

公開

X太に仕込んできた特殊論を全公開する。


X太が努力を怠るようになってしまい。

X太の特殊論も雲行きがかなり

怪しくなってしまったので、

志ある選手に引き継いで欲しい。


最近のX太はできていたものまで、
出来無くなったりしている。


特殊論は、努力し続けないと後退してしまう。
やる気と、努力をし続ける覚悟のある選手がいたら、

特殊論の危険性は十分に説明したと思うので、

自己責任で採用して欲しい。


一般論では、サッカーはチームプレーで組織で行う。

だからこそパスやトラップがサッカーの基本となる。


しかし、欧州リーグなどを見ていると

移籍直後の選手にはパスが回らない。
ポジション争いが激しいからだ。
移籍してきた選手が活躍してしまったら、

自分の身が怪しくなるので誰もパスを回さない。


これで調子を落として、

消えていく選手は数しれない。
消えていく過程で、
『パスさへ回してくれれば、俺はやれたのに。』

と言ってみても虚しい。



《1.ボール奪取論》
吾輩は、ありとあらゆるプレーの中で

最も身を助けるプレーがボール奪取だと思う。
そういう意味では、

ここに挙げるプレーはファールになる可能性が高いが、

いわゆる糞プレーではない。


【併走奪取】
①プレスバックする。
②身体が併走する関係になったら身体を当てる。
③身体が当たった瞬間、ボールを刈り取り反転する。


難易度は高い。
一時期得意技であったが、
最近のX太は出来無くなった。

残念だ。



【静対奪取】
①1対1正面で静対する。
②T字の形で相手に飛び込み身体を当てる。
③ボールと身体の間に入り奪取する。


②でファールを取られる可能性がある。

またT字で当たる時に、

自分の背中側にかわされると、

手を出して止めるしかなくなる。


この二つは、ファールすれすれなので特殊論とした。



《2.突破論》
ゴールへ向かうドリブルを是とし、

最も人口密度が高いゾーンを破る。
基本進路は、敵陣正面突破となる。
完全なる糞プレーであることを忘れてはいけない。


ただし、進撃のレジェンド達は、

これをやってのけて

結果を出し続けたことを付け加えておく。


【2歩1歩】
ダッシュで、2歩に1回ボールに触れる。


ダッシュでボールを運ぶ時は、

4歩や6歩に1回触れば十分と考えるのが一般論。
特殊論では、人口密度の高いところを突くため、

細かいタッチで、不測のプレスに備える。


【対面突破】
左利きの例。


右にいく場合にはダブルタッチ、

左に行く場合にはアウトインを使う。

右に行く時に右脚のアウトインを使っても構わないが、

左に行く時に右脚のダブルタッチはNG。


相手の足が届くエリアに入らないコース取りをする。


[正面停止の相手の場合]
フェイント、アウトイン
フェイント、ダブルタッチ
のように、フェイントを前に入れる。


ボディー、シザース、ステップオーバー、ラストタッチ、ハーフタッチを取り入れて練習したが、シザースとステップオーバーはX太が試合で使ったのを見たことがない。
ラストタッチ、ハーフタッチは吾輩の造語。

右にかわす場合、直前のタッチを左側へタッチすること。

フェイントはごく一般的なものを採用した。


対面突破の真髄。

2回コースを直角に変えること。

1回目のコース変更で相手の逆をとること。


[正面プレスの相手の場合]
相手が最後に出す足の側へかわす。
プレスを受ける場合には、

フェイントを入れている暇もなく、

逆を突く。


[正面ディレイの相手の場合]
ビートを踏んで逆を取る。
ビートについては後述。


[側面から正面へ入る相手の場合]
相手の動きの逆へかわす。


▪️ポイント
2歩1歩の縦幅は、1.5メートルぐらいある。

1.5メートルの間にプレスを受けたら終わりだ。

かわすチャンスは1.5メートルに1回しかこない。


敵陣を突く場合に、

1.5メートルも方向を変えられないのは

致命的と言って良い。


縦幅を調整できるようにしたり、

軸足をスライドさせたり、

かわしたいタイミングで

ボールを触れるようにする。


対面突破では、これが生命線となる。


フェイントやダブルタッチ、

アウトインに目を奪われ勝ちだが、

あんなものはタイミングさえ合えば誰でもできる。

相手は都合の良いタイミングでプレスをかけてこない。
都合の悪いタイミングでかけられたプレスを、

どうやって都合の良いタイミングへ変えるのか。

それが最も難しい。


これを少しつかみかかると、

敵陣を突っ切り始める。

後は場数。



【併走突破】
ドリブルをしていると、

相手選手に併走される事がある。

そんな時、

相手選手と体を入れ替えたいと誰もが思う。


いくつか手法はあるが、

一番分かりやすいのがルーレット。

3タッチ式のルーレットだ。

2タッチ式では幅がでないので

体が入れ替わらない。


3タッチ式は、決まると体が入れ替わる。

本来のルーレットの使い方ではないが

ルーレットは併走突破に向いている。


X太が試合で、

併走突破を見せたのは数回程度だ。



【擬似高速】
以前に説明済み。



【ビート】
綺麗に抜くのには逆を取りたい。
相手までの距離がある場合や、

相手がディレイをする場合には、

ビートを踏んで相手を先に動かし、

逆を取る。


ビートは、

ドリブルにアクセントを付けるだけだが、

X太はできない。


ブラジルのロナウドやロナウジーニョが

たまに見せていた。



《3.シュート論》
ゴールは、ペナルティエリアの中のポストとポストの

間の狭いエリアから打たれたシュートが75%をしめる。


そのエリアでボールを持てなければ、

ゴールは量産できない。


一般論では、そこでパスを受ける動きが重要になるが、

常に自分にパスが回ってくるとは限らない。


自分より信頼されているストライカーがいれば、

パスはそちらへ集まる。


だからこそ、

ペナルティエリアの危険なゾーンへ

進入するための突破論が必要だった。


しかし、パスを受けた場合と、

ドリブルで進入した場合とでは、

決定的な差がある。


それは、

キーパー目線で見ると分かりやすい。


キーパーからすると、

ゴール前に走り込む選手が複数いると、

どの選手がシュートを放つのか分からない事がある。

ダイレクトで打てばキーパーは正面付近でないと

反応する事ができない。


ところが、ドリブルで進入して

その選手がボールを持ち続けている場合には、

必ずそこからシュートが来る。

キーパーからすれば対処が楽なのだ。


これは、パスを受けダイレクトでシュートを放つ選手と比較すると、

決定率という意味では、大きなデメリットになる。


ここで言うシュート論は、

ドリブルシュートが前提であり、

このデメリットを克服して

決定率を上げるための試みである。


原則として、シュートを

おもいっきり打つ事はない。
小学生のインスタントキーパーなら

おもいっきり打った方が断然入る。

キーパーの腰が引けるからだ。


中、高と進むことを考えると、

ディフェンスやキーパーの専門性が増してしまい、

おもいっきり打つと逆にゴールネットを揺らせなくなる。


これは、キーパーやディフェンスに

蹴るタイミングや方向を知らせてしまうだけではなく、

他にも重大な問題をはらんでいる。


おもいっきりシュートを放つ事を

目的化してしまう問題である。


良くサッカーの試合を見ていると、

今だっと思う時にシュートを放たない選手が大勢いる。
実は、シュートを打たない訳ではなく、

打てないのだ。


おもいっきり打つ場合には、

ボールと身体の位置関係が

ある一定の範囲にないとシュートを放てない。


この位置関係にするために、

無駄にドリブルしたり、

歩幅を調整したりして時間を使い。

シュートチャンスを逃すのだ。


【ノーモーション】

到来した一瞬のシュートチャンスを逃さずシュートを放つ。

そのために強さを犠牲にするが、

常に4方向に打ち分けられるようにする事で、

ダイレクトシュートなみの決定率を実現する。


①アウト
②トウ
③もどき
④ループ


トウは、キーパーの股が広がっている場合。
左利きなら、アウトは左、

もどきは右、ループは上を越す。


ボイント

モーションは軸脚に現れるので
軸脚のリズムを変えない。

あとは冷静に駆け引きをして、

蹴りあしで流す。


難易度が高いのが、もどき。
インステップもどきの略語。



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