吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

エピソードⅠ ジェネシス


生後2ヶ月の頃。
吾輩が家に帰ると、
X太は40度を超える熱を出していた。
今思えば放置しておけばよかったと思う。


しかし、当時の吾輩と妻には
放置と言う選択肢はなかった。

歳をとってから授かった男の子なので、

思い入れも強かった。


夜中に車を走らせて一時間。
やっと開いている病院を見つけ、
X太を抱えて駆け込んだ。


その後、新たに夜間救急の
総合病院へ行くように言われる。
再び車を走らせた。


到着したのは夜中の1時を回っていて、
診療を受けたのは2時頃だった。


性器から菌が入ったと言う。
それから2週間ぐらい入院した。


退院の時にもらった薬が

半年分もの抗生物質。
朝、晩、乳に混ぜて飲ませるようにと。


今思えば病棟のベッドはガラガラで、
患者の少ない病院だった。


後で分かった事だが、
抗生物質は常用すると、

腸内細菌の乳酸菌を

全滅させるそうだ。


乳酸菌が体内から無くなると
腸内の有害菌が急増殖する。


腸内環境の悪化が

免疫機能を異常な状態へ導くことは
多数の研究によって報告されている。


また、特定の乳酸菌が合成するビオチンは

人間にとって重要な役割を持つ。
これが、減少すると肌や骨の成長を妨げることになる。


X太を疲労骨折に導いた原点が、
この辺にあることは間違いないだろう。


それだけではなく、
アトピー性皮膚炎患者の大多数が
ビオチン欠乏症であることも分かっている。


半年間の抗生物質の処方。
一体誰が得したのだろうか。


X太の人生に悪影響を与え。
健康保険の原資を食いつぶし。
社会保険料を上昇させ。
医者と製薬会社が儲かる。


10人4人は医者に命を救われるが、
10人6人は医者に命を奪われる。


こんなことを言う人がいるが、
本当の話かもしれない。


吾輩も近い将来、
大きな病にかかり、
神様、仏様、お医者様。
と奉ることになるだろう。
もう、そんな歳だ。
是非とも前者の4人に入りたいものだ。


そんなこともあり、
あまり大きな声では言えないのだが、
吾輩は医者が好きではない。


X太の人生も、
医者とは相性が悪い。
余程、注意して選ばないと、
今後も良くないことを巻き起こすだろう。


このヤブ医者の処方が、
X太のサッカー人生を
多難なものへと導くのである。

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