吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

エピソードⅡ ドーピング


X太は激しいアトピー性皮膚炎。

それを知ったのは、2歳の頃だ。


夜中、身体をかきむしる音が寝室に響く。
可哀想でもあり、
恐ろしくもあった。
顔つきが変わることも多々あった。


アレルギーは、
医者へ行くと必ずと言って良いほど
ステロイド剤が処方される。
炎症を抑える薬だ。


しかし、
ステロイド剤の評判は良くない。
抗生物質の件もあって、
医者を信用しなくなっていた吾輩は

色々調べてみた。


本来の姿では、
ステロイドは人間自身が分泌する。
これを外部から摂取する癖をつけると、
自身で分泌できなくなると言う。


そうなったら最後、
身体の有りとあらゆる炎症を
自己回復させることができなくなる。


このころの我が家では、

ステロイド薬を使うか。

体質をかえるように努力するか。
長い時間議論された。


その結果、ステロイド剤を排除することになった。
医者に頼らず、生活や食べ物で改善を図る方針を立てた。
無論効果は薄いが長い目で見た。


今思えば、この決断はよかったと思う。
ステロイドを多用していたら
X太はサッカーどころではなかった。


そもそもステロイドは
ドーピング指定薬で、
アスリートは使用してはいけない。


使用すれば身体の炎症を抑えてしまうため、
疲れを感じなくなり実力以上の力がでる。
いつか話したベンジョンソンは、
ステロイド剤の使用が露見して
選手生命を断たれた。


昨今では、

アレルギー体質のコが多くなった。
キッズやジュニア世代でも

多くの選手が苦しんでいる。


ステロイド剤を避けることを強く薦める。
これを使用すれば症状を抑えられるだけでなく、
実力以上の力が出る。


しかし、段々と強いステロイド剤を使用しないと
アレルギーを抑えられなくなっていく。

これは体内分泌されるステロイドの量が

徐々に減ってしまうからであって、
スポーツの出来ない体質になっている証でもある。


なんのためにスポーツをしているのか。
なぜドーピング指定薬なのか。
よくよく考えて使用して欲しい。


医者はそこまで考えてはくれない。


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