吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

エピソードⅦ 自我の覚醒

サッカー人生の振り返り。

最終回になる。


今年の話。
今年、X太は伸びるはずだった。


ところが、
2月頃から調子を落とした。
落とすと言う言葉では足りない。


いつもなら激怒して、
怒鳴り散らすところだが。
3年連続の出来事だ。


悪夢の三連戦。
去年。
今年。


何かがある。そう考えるようになった。


花粉、アレルギー。

X太にとって、

アレルギーは日常のこと過ぎて

気がつかなかった。


X太のアレルギーは、

ハウスダスト、チリホコリ、花粉。
メジャーな奴は、一通り陽性だ。


一年通しての好不調の説明がつく。


2月3月ほどではないが、

チリホコリの舞う風の日は

一年通して調子が下がる。
また、ハウスダスト全盛の9〜11月も

調子を落とす傾向にある。


その原因が分からず、
ただただX太に苛立つばかりだったが、

倒すべき敵が見えてきた。


しかし、

アレルギーには有効な治療法がない。
長い長い戦いになる。


最近では、これを4番目の

大リーグボール養成ギブスと考えている。


アレルギー持ちは、

小さいころから、
普通の子より身体中で、

多くの炎症を経験する。


必要性で体質が変わるとすれば、
他の子よりステロイドの分泌が
素早く、量も多くなるはずだ。
いずれ、アレルギーが治った時に、
この体質は武器になる。



今年調子を落とした原因は、
もう一つある。
既に何度も書いている話。


X太はダークサイドに
落ちてしまった。


悪い意味で。。
自我が覚醒し始めた。
楽しくなければ、
生きている意味がない。


こんなことを言うようになった。
刹那主義者の常套句だ。


ラクを求めるだけで、

何かを成し遂げるために

苦労できない人間に落ちた。


最近のX太の言動は、夢を持ち、
夢を追いかける人間のものではない。

堕落しきってしまった。


こんなものにかける金はないし、

勉強をさせた方が

よっぽど投資効率が良い。


X太のサッカー人生は、
小学生3年にして終わる。


期限は切った。

ダークサイドから抜け出せなければ、

スクール、チーム離脱は必ずやる。


X太は、なんだかんだ言って、

吾輩がサッカーをやめさせる訳がない。

そうたかをくくっている。


しかし、甘いっ!

これは教育方針であって

吾輩の鉄の意志だ。



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