吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

前線プレス

チーム元気との試合の話。

Bチームとの対戦だが、

かなりやられた。


プレスをかけるのが上手いだけでなく、

プレスをかわすのもうまかった。

X太には、前線から行けっ!

とたまに話す。


しかし、元気戦はただ走らされただけだった。

プレスをかけに走るとパス。

次々とプレスに走ってもまたパス。

結局辿りつかない。


X太以外にも孤立した前線プレスで

空振りに終わる選手がパラパラと。


もう3年だし、

戦い方を固めてくるチームがポツポツと出てくる。

相手のパスとトラップの精度が上がってくると、

孤立した前線プレスは苦戦する。


そう言う相手チームには、二つに一つだ。


前線プレスをやめるか。

連動した前線プレスをするか。


今のところリベルタのディフェンスの強みはプレスだ。

このプレスだが、チーム元気には差をつけられた。

だが、まだ追いつける差だと思う。

結局サッカーの勝敗は、

こう言う泥臭い部分で決まるし、

この辺のレベルが全員高ければ、

負けないサッカーができる。


ところで世のゲームメーカーと言われる選手⁈

段々とポジションが下がっている⁉︎


吾輩がサッカーをしていた頃、

ミッドフィルダーを守備的、

攻撃的と分類していたか

そんな記憶はない。

吾輩のサッカーのレベルが低かっただけかもしれんが。

分類と言えば、右、中、左の分け方しか記憶にない。


そしてゲームメーカーと言えば、

真ん中のミッドフィルダーと

相場は決まっていた。


今では、ボランチがゲームを組み立てる。

サイドに振ったり、

前線へロングフィードを入れたり、

トップ下へ当てたりする。


つまり、

このボランチへボールが入るところで

プレスに行くのは常道になっている。

自由にさせたら好き放題の攻撃を受けるからだ。


しかし、

ディフェンスラインで回っているボールを

追いかけるかどうかは、チーム戦術によって別れている。


未来予測をすると、どうだろうか。

ゲームメーカーの重心は徐々に後ろに下がっている。

センターバックがゲームを組み立てる時代がやがて到来する。

実際、U23の遠藤航は、そんな可能性を秘めた選手。


そうなると、前線プレスはもはや戦術ではなく、

たんなるサッカーの定石となる。


現時点では、前線プレスと聴くと、

高い位置でボールを奪って

ショートカウンターで仕留める狙いを感じる。


しかし、未来では必要性を帯びる。

ディフェンスラインから精度の高いパスが

前線の裏や、サイドに出たりすることになる。

ディフェンスを自由にさせると

好き放題の攻撃を受けてしまう。

そんな時代が来ようとしている。


その時、有効な対抗手段は、前線プレスしかない。


ずいぶん遠回りしたが、

話を最初に戻す。


二つに一つ。

前線プレスをやめるか。
連動した前線プレスをするか。


未来のためにサッカーをしているなら、

答えは決まったようなものだ。


前線プレスを否定すると、

今の時代は、なんとか生き残れたとしても、

未来のサッカーには着いていけなくなる。


それで良いなら構わないが、

せっかく始めたサッカー。

少しでも長く続けて欲しい。


もちろん、暗黒面を抜けられなければ辞めさせるが。。


それはさておき

連動プレスとか言っても、

やることはさほど変わらない。


自チームの1人が、相手チームのボールホルダーへプレスへ行く。

自チームの別の1人は、ボールホルダーがパスを出しそうな相手選手へ

先回りしてプレスをかけにいく。


相手チームのボールホルダーは、

最終ラインでボールを失うと後ろには誰もいないので大ピンチになる。

仕方なく慌ててプレスのかかっている選手へパスを出してしまう。

プレスを受けながらパスを正確に処理するのは楽ではない。

自チームは、ここでボールを奪えなかったとしても、

相手チームの次のパスが精度を欠いて結果的にボール奪取ができる。


前線プレスにはリスクもある。

味方選手が3人ぐらい連動して前線プレスをかけに行くと、

自チームの選手がプレスの前にいた場所、

中盤あたりにポッカリ穴が出来てしまう。

そのスペースを相手に使われてしまうと危険な状態になってしまう。


連動プレスには前線プレスをした選手以外の選手も

参加しなければ上手くいかない。

守備的なポジションの選手も前線のプレスと連動して

ポジションを押し上げないといけない。


組織がかった動きになる。


攻撃は相手チームのレベルによっては

1人で得点をあげることができるが、

守備はどんなに優れたディフェンダーでも

1人で守り切ることは出来ない。


いくらリベルタが個人技のチームとは言え、

ディフェンスに関してはチームで声を掛け合い

選手同士が話合う必要がある。


X太。

ームメンバーと何かを共有する力が足りない。

何かを考えて共有する。

これが出来ないと駄目だ。

さもないと、いつまでも孤立した前線プレスになる。

夏は暑い。空振りの走りはキツい。


試合の合間に選手だけの反省会がある。

たまには、何かを提案してみなさい。


X太に限らずに、リベルタの選手には

そう言う成長を見てみたい。。。

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