この前の日曜日に、

チーム元気戦が開催された。

元気は仮称。

チーム元気は我県最強の少年団で、

日本のA代表にも選手を送りこんでいる。

自他共に認める最強のチームだ。

この日は、今年に入って3度目の元気戦になった。

前の週は、別の大会で優勝カップを持ち帰ったリベルタ。

勢いをつけて、この一戦に望んだ。

今度こそ勝利を！

チームリベルタからすれば、

この元気戦に勝利することが悲願だったのだが。。。

欲しくも敗れてしまった。

けして防戦一方ではなく、

あわよくばと言うシーンを

何度か作ったのだが。

0対0のまま進んだ後半。

ペナルティーエリア内で笛。

PKの1点に沈んだ。

目標はまず、一勝だ。

いくら善戦しても、負けてしまえば、

リベルタは雑多にあるチームのひとつに過ぎない。

元気のようなチームは日頃から強豪と戦っている。

雑多にあるチームのことなど全く眼中にない。

まず、一勝して元気の選手の心に

リベルタを刻み込まなければいけない。

そこから勝ったり負けたりして、

ライバル意識むき出しにするような

関係を築ければ、リベルタと元気の両選手の格段の成長につながると思う。

今回の試合を見る限り、

X太以外のリベルタの選手は、

元気を射程内に入れていると思う。

あと一歩なので、

二歩三歩と離されないで頑張って欲しい。

残念ながら、

X太は全く歯が立たない様子で。

足も止まり気味だった。

試合の終わりに、

泣いておったが、

あれは負けたからではない。

ただ、全く通用しなかったからだろう。

吾輩の一言はこれ。

元気のディフェンスを破れなければ、

お前のドリブルなど、オママゴトだっ。

サッカーも、ドリブルも、やめちまえっ！

そうだった。忘れておった。

練習をしなければサッカーは終わる。

それを再認識した一日でもあった。

確か以前に決めた期限は、

そろそろ。。。

そうそう。異変があった。

X太は、パスを多用していた。

これほど多くのパスは初めて見た。

調子の悪い時や、疲れている時は、

パスを使う癖があったし、

それで良いと思っていた。

しかし、初戦からあれではのう。

どうも調子と相談してやってる訳ではなさそうだ。

人によっては進化と観るだろうが、

吾輩からすれば末期だ。

今が5年の9月で、

チーム一体で戦うことを

学ばなきゃいけない時期なら

あのプレーは分かる。

今はまだ、可能性を広げる時期だ。

自分の限界を悟るには、まだまだ早すぎる。

どういうプレーをするかはX太の自由だが、

練習しないことのつけを、

プレースタイルの変更で払うのは

容認できない。

つまり、練習していて、

あのプレーなら許すが、

練習していなくて、

あのプレーは許されない。

X太のサッカー人生は、

いよいよ、幕を引きはじめている。

サラバか。

サッカーよ。