吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

身体能力

結構前だが、どこぞやの誰がしが発表した数字を紹介したい。
ものすげー。の一言。ドリブル速度だ。


ベイル 36.9キロ
クリロナ 33.6キロ
メッシ 32.5キロ


キロ数で聞いてもピンとこない。
なっ。
共感する人〜。手を挙げてくださ〜い。
うん。結構たくさんいるなっ。よしっ。


てーなると100メートルに換算したくなるよなぁ。
しょいがない。吾輩が一肌脱ぐとしよう。高くつくぞー。


ベイル 9.7秒
クリロナ 10.7秒
メッシ 11.0秒


えっ。9.7秒?
そんな速ぇーの?
ベンジョンソン。覚えてる人?
いる?ねぇ、いる?


オリンピック選手で、ドーピングして金を取ったスプリンター。
もちろん、メダルは剥奪で、選手生命が終わったことは言うまでもない。
ベイルは、その時の記録を超える。
えっボール蹴りながら越えちゃったの?
すげぇ〜。キャーキャー。


な、わきゃーねぇーよ。
落ち着けっ。


9.7秒は、あくまでも最高速度で100を走り続けた場合の数字。
100メートル走を思い出せっ。
スタートは時速0キロから始まる。なっ。
選手によるがトップスピードで走れる距離は10メートル程度だ。


ちなみにボルト。
9.58秒で走ったらしいが、
瞬間最高速度は、時速45キロに達する。
スタートから60メートル〜80メートルの間ぐらいでピークを迎える。
この最高速度で仮に100メートルを走り続けたら、
8.0秒で走る計算になる。


ここで分かることは、
100メートルを正確に測った場合と、
最高速度から換算した場合とでは
1.5〜1.6秒のズレが生じるってーこと。


そんな目で、クリロナ、メッシの数字をみると納得する。
それでも、すげーことに変わりはない。


ちなみに、メッシ。
2010ワールドカップの時の最高速度は28.7キロだった。
100メートル換算で12.5秒ぐらい。
さっきの話しを加味すると常識的な速さだ。


メッシの本当のすごさは、
高速ドリブルではなくても、
高速ドリブルに見えること。


これには例のアジリティが関係している。
これについての、吾輩の勝ってきままな意見についてはまた今度。