吾輩の独り言

X太のサッカー生活を支える吾輩。
憂鬱なぼやきを並べ連ねる。

独り言2

昨日はWBCを見た。
日本人選手の名前ですらほとんど分からないが、
久しぶりに野球を見て面白かった。


野球にはサッカーにはない独特の間がある。
その絶妙な間に視聴者は色々なことを考えたりする。
それが面白さの秘訣じゃのう。


吾輩の世代は、夜になれば
来る日も、来る日も、ナイター中継を見た。
一喜一憂して寝て、朝起きてまた新聞をみて一喜一憂した。
それが当たり前の時代だった。。。


どの球団も野球場は駅前にあり、
アフター5に居酒屋代わりに行くことさえ出来た。
まさに野球は、日本国民の日常であり準国技じゃった。
いやっ。国技そのものじゃった。


望むと望まぬとを問わず、野球ファンは
巨人ファンとアンチ巨人に分類された。
世界の中で見たらメジャーに成りきれないマイナーなスポーツ。
オリンピックから外されたり、また入ったり。。。
その地位を、国内でここまで引き上げたのは、
他でもなく読売とその傘下にある日本テレビの力だったと思う。


だがその野球も、日本が崇拝した欧米信仰の前に陰りを見せた。
個人主義の浸透と価値観多様化への許容、そして推進。
時を同じくして世界ではグローバル化が進行。
さらには、ネットの普及による情報量の急増化。


色々な人間が増え、選択肢も増え、
人々がよって立つ価値観も増え続けている。


今の世が、すばらしい時代なのか。そうでないのか。
それは後の世の評価に任せるとしても、
WBC見て、古き良き時代を思い出してしまった。


吾輩の愚息がサッカーをしているので、
最近では、吾輩の興味もめっきりサッカーに移っているが、
日本人は、水泳選手も、ゴルフ選手も、卓球選手も
もちろんサッカー選手も、みな野球を見て育ったのじゃ。
そんな事を思い出してみた。


今日もWBCを見よう。
そう思う。



ところで、
無料で民放放送する。
これがどれほど凄いことだったのか。
今更ながら、その凄さを思い知る。


野球というと、
国内リーグ、大リーグ、オリンピック、WBC。。。
日本人が視聴したくなるリーグや大会はこんなところだろうか。


ところがじゃぁ。
サッカーと言うとそうはいかない。


リーガ、
ブンデス、
プレミア、
セリエA
Jリーグ
チャンピョンズリーグ、
ACL、
クラブワールドカップ、
ユーロー、
コパアメリカ、
コパリベルタドーレス、
オリンピック、
ワールドカップおよび予選(欧州地区、南米地区を含む)、


無論、こんなもの全試合みる奴は、その道のプロでもいないだろうが、
この中の注目されている試合をかいつまんで見たいというのが、
一般的なサッカーファンの心理じゃ。


DAZNが注目を集めているが、
Jリーグとブンデスのみじゃ。
J1~J3まで全試合は別にいらない。
それより、ACLを見せてくれと思っている人は、吾輩だけじゃない。


仮に、リーガ、ブンデス、プレミア、セリエA、チャンピョンズリーグを
かいつまんで見ようと思えば月あたり6000円を超える。
見たい試合なんて注目試合のみ。月に10試合より少ないかもしれない。
さらに。。。
ACLを見ようと思えばまた別料金。
浦和戦、鹿島戦、これも別料金。


Jリーグを見ようお思えば、さらに別料金。
笑ってしまうが、天皇杯やルヴアンカップはまた別料金じゃ。


いやいや。。
ただ、かいつまんで見たいだけなんじゃがのぅ。
視聴者には、とても冷たく優しくない構造になっている。


これでは、サッカーはブレイクせんぞっ!
お客様の立場にたって考えているのかのう。。。。
まったくない思う。
売り手側の論理を押し付けられてものう。
だぞーん、だぞーん。とか面白くない駄洒落をこいている場合ではないぞっ!


少なくても、今とそんなに変わらぬ価格で
Jリーグ、天皇杯、ルヴァンカップ、ACLは全部一緒に見れないと駄目だね。
今まで見てた人とか元々サッカー好きが、契約するかもしれないけど。。。
新たに、サッカーファンを開拓するのは難しいだろうね。。。。


1話から10話まであるドラマを、
1話から6話までだけで売ろうとしても売れんだろ。
欲しくないね。


改めて思うのだが。。。。
無料で民放放送する。
これがどれほど凄いことだったのか。
今更ながら、その凄さを思い知る。


この時代、無料は無理かもしれんが。。。
売り手の努力が見えないのは吾輩だけだろうか。。

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